ネット上にはこの英単語とあの英単語の違いは何、といった情報が溢れている。

微妙な違いが知りたくなるのは当たり前。それはそれでよいが、私の興味のある語学は聞いたり読んだ瞬間に正確な意味が把握でき、言いたい事が正確に一瞬で出る事。

「違いは何」という議論にエネルギーを費やしていると時間の無駄になるので私はそういう角度からは追う事は少ない。袋小路に陥るので。

それをしても正確な言葉が一瞬で出るようにはならないから。そういうアドバイスが大好きな人達自体も本当に言葉を使えるかというと怪しい事が多いと思う。

「違いは何だったけ」が邪魔して発話が遅れる。慎重になりすぎる。重箱の隅をいつもつついていると常に指摘される恐怖が生まれ言葉が出なくなる。

アドバイスを求める側の人は対象言語での実体験が限定的な事が多いので、もらったアドバイスを実戦で使う場がない。するとしばらくすると忘れてしまい、またその後「AとBの違いは何」と繰り返すことになる。

細かな違いを知りたくなるのは好奇心上当然だが、それは「ラーメン店Aとラーメン店Bで本当に美味しいのはどっち」という情報が知りたくなるのと同じようなもの。

ある言語が出来るようになるには身に付けないといけない表現が山とある。時間の無駄はできない。

annoyとirritateの違いは「〜である」と長々と日本語で話していても英語が話せるようにはならない。

微妙な違いは私は自分の言語経験から身に付けます。そうしないと使えるものにはならないから。

楽しみながら様々な表現の出てくる状況に自分を最大限晒しながら、体で表現の違いは習得する。それをしながら「その場合はこっちの言葉の方がいいよ」というアドバイスであれば大いにプラスになる。言語体験絶対量の少ない人が言葉の細かい点に拘っても意味がない。まずは言葉の摂取量を増やし、定着するものを増やすのが第一。

Nitpicking (重箱の隅を突くこと) in 語学 does more harm than good by making you nervous about uttering words. Maximum exposure to a wide range of expressions is the way to go. Only then can you acquire a strong command of a foreign language.

Let us keep striving for it this very day. Courageously and relentless charge ahead!






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