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2018年10月

Never make fun of someone who speaks broken English. It means they know another language.

--- H. Jackson Brown, Jr. (アメリカ人作家)

下手な英語を話す人をバカにするな。なぜならそれは彼がもう一つの言語を話せるということだから。

という名言。

ここには私たち言語を学ぶものにとって二つの真実があると思う。

第一は、

例え外国語が下手でも卑屈になることはないということ。英語ネイティブがちやほやされるが、彼らは母国語が話せるだけで全然すごくない。下手な英語を第二言語としてできる者の方がすごい。だからたとえブロークンでも堂々と英語を使えばいい。

第二は、

こういう言葉があるということは、やはりブロークンな英語をバカにする人がいるということ。それは理不尽だが覆しようのない現実。だから下手より上手い方がいい。


語学力向上の糧になる言葉だと思う。

以上この名言について思ったところ。

All right, let's say the quote out loud.

Never make fun of someone who speaks broken English. It means they know another language.

Never make fun of someone who speaks broken English. It means they know another language.

Have a nice day!




YHG英語セミナー
名古屋の英語教室
http://www.nn.em-net.ne.jp/~yhg

こちらの海外サイト http://testyourvocab.com/  の単語力テストを受けてみたら私の推定単語量は28000語レベルということでした。

こちらの統計によると私のレベルはネイティブ30代半ばの中央値とのことです。
http://testyourvocab.com/blog/2013-05-08-Native-speakers-in-greater-detail#newMainchartNative

30代半ばの中央値だというのは、私が英語の勉強を真剣に始めたのが10代後半ということを加味すると、整合性があります。10分ほどで測れるテストの割にはよくできていると思う。

また私は使用頻度が低い、ネイティブ同士が「こんな単語知ってる?」とやりあうものもはあまり覚えようとしないので、その点でも妥当な評価かなと思います。使用頻度の少ないものを増やすことより、頻度の高いものをより上手く使うことにエネルギーを使いたいので。

今回このテストでの知らない単語を調べたので、今またやると不当に高スコアが出てしまう。だから忘れた頃にまたやってみたい。ソース2度づけ禁止ならぬ、短期2度受けで意図的にスコアを上げても意味なし。私は努力の中断はなく毎日取り組むので語彙の量は年月と共に上がっていくはず。と言っていて老化で減ったら悲しいが。

上の2つ目のリンクの表で見ると、英検1級の目安1万〜1万5千語は英語ネイティブ9歳から13歳の中央値。1級でも実は英語圏の子供レベル。そんな所だろうなあと思う。

多くの親は子供に意図的にハイレベルな単語を使って伸ばそうとする。子供は平然と親との会話についていく。更にはハイレベルな単語をすぐに習得しそれを駆使し会話の主導権を取ろうとする。日本でも同じ。

また子供は学校でどんどん新しい言葉を覚えていく。読める本も増えていく。うちの子も小学生高学年で大人の推理小説(日本語)を読んでいた。小六の課題研究レポートには大人の単語が詰まっている。テレビお笑い番組のジョークを難無く理解し、大人の言い回しもどんどん真似して使うようになる。

中学1年生になると言い訳、反論の時に難しい言葉も使い親を言い負かそうとする。国語の課題図書のレベルもグッと高くなる。分厚い本も1日で読むようになる。単語学習曲線が急激に伸びていく。「テレビバラエティ番組はくだらないが気晴らしにはいい」といった概念の出てくる子もいる。外国人学習者は追いつけないレベルになっていく。ネイティブはその後中2中3で英検1級の単語量を破竹の勢いで超えていく。

日本国内だと英検1級の単語はマニアックだと言う人がいるが、実は英検1級の単語はネイティブの世界では頻出のものがほとんど。また英検1級程度の単語力がないと自然な流れの英語理解、知的な意思表示はかなり難しいと思う。

日本語ベースの英単語力チェックサイトだと「ネイティブ顔まけ」といった評価を気軽に出すが、あてになりらない。英検やTOEICで高得点が取れる単語力があれば「高評価」になってしまうので。それ以外の単語はそもそも評価対象になっていないことが多い。ネイティブはそれ以外の単語をたくさん使っている。

日本人学習者がネイティブレベルを目指す必要はないし、単語力=英語力でもない。が発音力を伴った単語力は英語力の大きな部分を占める。発音のいい単語力があれば応用するのが楽しい。単語は道具。道具が多いとそれを使って言葉で遊ぶ余裕が生まれる。相乗効果で英語力全体が上昇気流に乗る。

どの位を目指せばいいのか。英検準1級ほどの9千語はほしい。上のリンクのグラフによるとネイティブ7〜8歳の中間値レベル。小学3年生なら普通の生活には困らない基本言語力、語彙力がある。押し込んででもそれくらいは身に付け保ちたい。現実の英語についていける入口段階のレベル。

ちなみ英検2級だとネイティブ4歳児の単語量(4800語)中央値レベル。「英語で日常会話くらいできるようになりたい」と言う時にどのくらいの単語量が必要になるかのおおよその目安になるのでは。4歳児だと幼稚園の年中さん。様々な話題で日常会話をするには道具が全く足りない。買い物、飛行場でのやり取り等、目的を絞れば別ですが、その手の定型英語は実は言葉のいらない部分。喋らなくても事は片付くもの。

英検準1級程度の9千語は真面目にやればできる目標。現在中国語の単語力をそのレベルに上げることが私にとって大きな目標の1つ。毎日欠かさず訓練しています。

単語量は明確な目標になるので、「海外で困らないように」とか「日常会話くらいは」といった曖昧なゴールより英語力上昇に寄与する可能性が高い。だから自分の語学努力目標の中心に据えることをお勧めします。そしてそれを実現するのは日々の練習。毎日練習の習慣ができれば目標は到達できる。

目標が低いとやることもゆる〜くなり結局長い時間をかけても進歩がなく、満足感の乏しい英語力ということになりがちだと思う。



名古屋 英会話 スクール YHG英語セミナー
http://yhgeigo.com

英語練習の時間が限られているなら、音をベースにしたインプットをしっかりとやるべきだと思う。

もちろん文字やビジュアルも最大限活用しながら。

時間がないのにだらだらとフリーカンバセーションをするのは愚の骨頂。私は絶対にやらない。

会話的語学力の一番の課題は外国語を使える形、出せる形で表現を植え込む事と、さっと聞いただけでわかる外国語消化力を身に付けること。

フリートークではこのどちらも身につかない。植え込んだものを使う機会に会話を使うのは有効だと思う。

時間がない場合はインプットが犠牲になり、言えること、わかることが遅々として増えない。

声を出し刷り込み、言えることを増やしていく。時間があり機会があれば会話もする。こうすると読むこと、聞くこともできるようになるので、その喜びが長期のさらなる推進力を生み出す。

すると次第にネイティブスピーカーの力に近づいていく。

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